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2006年7月31日

▼ 縁起木

6.7.26.yuzuri.jpg
(内町 表町上丁 平福記念美術館)

内町表町上丁の平福記念美術館前庭の
「ユズリハ」に青い実が付いています。

「ユズリハ」は武家屋敷には必ずと言って良いぐらいに、
植えられており、古来より縁起木とされ、正月の飾りに使われております。
前に紹介した岩橋家の「柏の木」と同じで、
実用的で有りながら縁起の良い樹木です。

なぜ縁起木かと言うと、
春に新しい葉が出るまで、常緑の古い葉が残っており
新しい葉が出ると共に、その地位を譲って古い葉が落ちていきます。
その様子が家督を上手く譲ることが出来て、
それによって子孫繁栄に繋がるということだそうです。
名前の由来もまさにその様子からで、「ユズリハ」です。

武家屋敷には実用的な樹木、食べる実がなる樹木
(クリ、カキ、ウメ、山椒など)、薬になる植物が、
多いことに気が付きます。

投稿者 角館町観光協会 : 07:12 | コメント (0)

2006年7月30日

▼ 槿花(きんか)

6.7.28.mukuge.jpg
(内町 表町下丁 花上庵)

内町 表町下丁 花上庵前の景色で、
夏、この季節に似合う花「ムクゲ」が咲きました。

ムクゲは室町時代前に日本に伝わり、
その後改良され典型的なシロムクゲのほかに
薄紫色の花を咲かせるものや、
八重咲きのムクゲなどが見られるようになりました。

「槿花一朝の夢」(きんか いっちょうの ゆめ)
「槿花一日の栄」(きんか いちじつの えい)
などの「ことわざ」でたとえられるように儚い一日花で、
花の短命さ、散る花の姿のつつましさなどから、
俳句、短歌など文学的なことに使われたり
茶の花として取り上げられたりするようです。

ムクゲは知れば知るほど武家屋敷に似合う花ですね!

投稿者 角館町観光協会 : 07:14 | コメント (0)

2006年7月29日

▼ ノリウツギ

6.7.28.utugi.jpg
(内町 表町上丁 平福記念美術館前庭)

内町 表町上丁 平福記念美術館前庭の正面付近です。

梅雨明けの頃から、近くの山に行くと、
白い花を一面に咲かせている低木があります。
この夏の花を「ノリウツギ」と言い、平福記念美術館にも咲いていました。
和紙をつくる時、この木の茎から採った液を糊として使っていたので、
「ノリウツギ」と呼ばれているそうです。

基本的にアジサイにに似ていると言われますが、
ここの「ノリウツギ」を見る限りでは、アジサイと比べると
花も細長く、咲いている様子も
控えめに密かに咲いている感じです。

投稿者 角館町観光協会 : 07:09 | コメント (0)

2006年7月28日

▼ ネムノキ

6.7.26nemunoki.jpg
(桜並木駐車場の近く)

桜並木駐車場の近く「(有)アルク」さんの前です。
白い壁を背景に盛夏の花「ネムノキ」が咲いています。

「ネムノキ」の名前の由来は,
夜,葉をたたみ眠っているようにみえることからきているそうです。
「ネムノキ」は古くから歌にも詠まれていて、
万葉集の中に紀女郎と大伴家持の贈答歌があるそうです。
 紀女郎 (きのいらつめ)
     「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓ぶの花
            君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ」 
     (ネムの花がうらやましい。昼間は美しく咲き,
        夜は好きな人に抱かれるように眠るんだから)
 大伴家持(おおとものやかもち)からの返歌は
     「わぎも子が形身の合歓木は花のみに
            咲きてけだしく実にならじかも 」
      (あなたからもらった形身の合歓木(ねむのき)は,花が咲くばかりで
                 実にはならないかもしれません)
というつれないものでしたが、二人の仲は十年以上も続いたようです。

現代の男女で、この様な粋なやりとりがあるのでしょうか?
もしかすると「メール」の中で歌のやりとりをしているかもしれませんね!

投稿者 角館町観光協会 : 07:02 | コメント (0)

2006年7月27日

▼ 生き様(いきざま)

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(内町 表町下丁 青柳家)

内町 表町下丁 青柳家母屋の屋根です。

青柳家母屋の茅葺き屋根ですが、萱の部分に草が生え出しました。
ザク屋根(柿葺き屋根)の苔もそうですが、
苔や草が生え出すと木や萱の状態が古くなってきている証です。
観る方では「寂れた趣がある」という事になりますが、
家主の方からすると、
茅葺き屋根では冬に「つらら」が付き、屋根の雪が落ちるときに
萱が雪と共に落ちたり、
ザク屋根は少しずつザクがくされてきて、
葺き直したり、部分的に張り替えたり
しなければならない時期に来ている事になります。
 
昔からの建物や庭を維持するには、
並大抵の事ではすまない努力と経費が必要不可欠です。
角館の武家屋敷や旧家は家主のこの様な努力の上で成り立ち、
そこに住む人達の「生き様(いきざま)」その物でもあり、
だからこそ皆様に感動を与えることが出来るのではないでしょうか。

投稿者 角館町観光協会 : 07:29 | コメント (0)

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