2006年12月17日
▼ 渋柿

(外町 岩瀬町 西宮家)
外町 岩瀬町 西宮家の渋柿です。
武家屋敷には必ずと言って良いほど「柿」「栗」があり、
本草学もさることながら、自家消費の為に植えております。
特に柿は秋から冬のご馳走で
「干し柿」「さわし柿」「湯さわし柿」「塩ざわし柿」「柿漬けがっこ」
として使用されました。
「干し柿」 は渋柿の皮をむき付け根の部分に藁を結び
風とうしの良い軒下などに干して造ります。
「さわし柿」 は渋柿のヘッタに焼酎をつけ密閉した袋に入れさわし、
2週間ぐらいすると渋が抜け甘い柿として食べることが出来ます。
「湯さわし柿」は桶に柿を入れてお湯をいれ藁で回りを囲み
保温して5日ぐらいで食べます。
「塩ざわし柿」 は樽に柿を入れ塩をかけ重石をしておきます。
自然に渋が抜け水分も出て漬物のようになります。約一ヶ月
寒くなって表面に氷が付いた頃、その氷を割って凍った熟し柿を取り出し
「柿のアイス」のように食べました。
「柿漬けがっこ」 は大根を渋柿と塩だけで漬ける漬物です。
12月のはじめに大根をつぶした渋柿と塩で漬け、重石をして3週間以上おきます。
水が上がりそれから1週間で食べることが出来ますが、
美味しい食べごろは翌年の1月中旬から2月中旬にかけてで、
渋柿から出た甘みが大根に浸み込み極上の旨みの「柿漬けがっこ」ができます。
-----------------------
先日戴いたコメントへの返信
観光人様
いつもコメントありがとうございます。
「雪囲いをメルヘンテックに感じる」
ここに住んでいる人間では
感じることが出来ないことです。
見方、見る人によって、
何気ない景色も貴重なものになる、
勉強になりました。
これからお客様にこのようなことを
参考に説明したいと思います。
投稿者 角館町観光協会 : 2006年12月17日 10:20

コメントする