角館町観光協会
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2007年7月30日

▼ 桔梗→木槿花→朝顔

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(内町 表町下丁 花上庵)


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(陶家 白いむくげ)

武家屋敷のムクゲが一段と咲く乱れてきました。
今年は花が多いように思います。

さてこのムクゲ、昔は「朝顔(あさがお)」と呼ばれていた時代があり、
更にその前の万葉時代には「桔梗」が「朝顔」と呼ばれていたとの事、
そして現在では「朝顔」が「朝顔」です。
時代の変遷と共に美しい花を朝顔と名前を付けてきた往時の人々は、
現代人と違って意気で余裕がありますね。

本草学から見ると
「中国では、ムクゲの花を清熱し、湿を利し血を鎮める効果がある」
とされ、乾燥した花を煎じて服用します。」
とあり、
「白い花のつぼみを乾燥し煎じて飲むと、胃腸カタル、腸出血に用いるときく」
とも云われているそうです。
姿で人の心を和やかにして、
漢方では身体を穏やかにしてくれる花、
それがムクゲの花です。

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先日戴いたコメントへの返信

じゃりんこ様

コメント有難うございます。
28日に角館にお越しいただいたのこと、
有難うございました。
「更に緑、樹木で心を癒され」、
「美味しい食べ物で身体を癒され」、
「温かなもてなしで嬉しかった」、
そうで何よりです。
じゃりんこ様がこの度感じてくれたことが、
角館の目指すところで、その様に感じて頂けたのは
この上ない喜びです。
協会職員一同嬉しい限りです。
これからも頑張りますので、
季節を変えて是非又お越し下さい。
それまで今以上のサービスが
できるように心がけておきます。

投稿者 角館町観光協会 : 07:03 | コメント (0)

2007年7月29日

▼ 梅、葦、南天

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(内町 東勝楽丁 岩橋家)

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(岩橋家)

岩橋家の井戸、アジサイ、樹齢400年以上と思われるヤマモミジです。

井戸は水脈まで土を掘り水の確保をしますが
そればかりではなく「水みち」が出来て井戸に水が保たれるそうです。 
回りの樹木が吸い上げた水なども井戸へ向い
土からも浸透して底へ向かって常に水が流れ込むために、
「水みち」が作られるのだそうです。
昔は年に一度は「水替え」ということを必ず行ってきたそうです。
井戸の水を汲み出してしまうことによって、
底の溜まったゴミを掃除することは勿論ですが、
水みちの通りをよくするために行われていたそうです。

使わなくなった井戸や池を埋めるときにも
神主さんにお払いをしてもらいます。
井戸の中へ「梅の枝」「葦」「南天」を入れてからお払いをして、
初めは砂や石を埋め、次に土で埋めていきます。
最初にきれいな砂や石で埋めるのは、
水脈に泥が入り他の井戸水を汚さないようにとの
配慮からきたことのようです。
角館鎮守神明社の宮司によると
1 「梅」は酸による殺菌作用の為に、
2 「葦」葦自体に浄化作用がある為に、
3 「南天」は魔除けの為に、
という事でこの3点入れるのであって、
「埋め(梅)て良し(葦)」の縁起が良い語呂合わせだけではないそうです。

往時の人々が如何に水を大切にしてきたか、
更には周りの人に対する優しい心配りがあったかを、
示す事柄ですね。

投稿者 角館町観光協会 : 07:04 | コメント (1)

▼ 古来からか、再輸入か

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(内町 東勝楽丁 岩橋家)

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(武家屋敷のむくげ)

岩橋家に夏の花ギボウシが咲いています。
ギボウシは茎や葉っぱは食用になり液汁ははれ物に効くそうで、
ここにも本草学からなる武家屋敷の不思議が解き明かされます。
ちなみに今盛りに咲いている山百合の花も虫刺されなどに効くので
お婆ちゃんが焼酎に漬けて虫刺さされにつけてくれたものでした。

ギボウシは西洋から入ったと思われがちですが、
中国から渡来して古くから日本にある植物です。
注目されたのはシーボルトの功績が大きく、
欧米でブームとなったギボウシが逆輸入の形で日本に入ってきたために
上記のように思われているそうです。
岩橋家のギボウシは古来からのものか、
それとも再輸入されたものかどちらでしょう?

漢字名「擬宝珠(ギボウシ)」の由来は、花茎の先についた蕾の形が、
橋の欄干についている「擬宝珠(ぎぼし)」に似ていることからで、
確かに丸くて先のとがったネギの花の形をした蕾は
欄干の飾りに似ていますね。

投稿者 角館町観光協会 : 07:02 | コメント (0)

2007年7月28日

▼ 日本で唯一の武家屋敷の訳

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(内町 東勝楽丁 広場)


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伝承館前広場のトイレです。
とてもトイレとは思えないくらいの素敵で趣の有る雰囲気を
醸し出しています。
手前の樹木、右の「レバノンスギ」左の「ヒマラヤスギ」が
その景色を一段と引き立てていて、
樹木と一体となった武家屋敷の良さを
よく表しております。

樹木だけだと山の奥にいけばどこでも見られます。
武家屋敷だけだと他の城下町にもあるし、
もどきであれば復元も可能です。
しかし角館の武家屋敷のように屋敷と巨樹と一体となって
保存されているところは無く、
角館だけにしか存在しない地域です。
日本に一つしかない武家屋敷
と言うことは世界に一つしかない武家屋敷になり、
そこで「唯一の武家屋敷」となる訳です。

外町 安藤家の本日の情景です。
水飲み場のお陰で玄関先の景色が一段と立体感に溢れてきて、
思わず目を留めてしまい、更には傍まで行きたくなり、
次には中に入ってみたくなり、
人を惹きつけてやまない雰囲気の空間になってきました。
この素敵な空間造りも安藤家の美味しい商品作りに
繋がる物があることでしょう。

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先日戴いたコメントへの返信

yo-ko様

コメント有難うございます。
一茶の句を気に入っていただけたそうで、
武家屋敷の一つの景色から、
様々なことを思い巡らす事ができる、
楽しいことですよね。
実際の旅、こころの旅、気分の旅、香りの旅、音の旅、時空の旅、
楽しみ方が沢山あります。

もちっこ様

コメント有難うございます。
やはり「むくげ」で夏を感じますよね。
ゆかたを着て武家屋敷散策、
いいですね。
是非挑戦してみてください。
ゆかたを着た男女がそぞろ歩く景色を想像しただけで
心が涼しくなるように感じます。
やはり武家屋敷は色々な楽しみ方がある場所です。

投稿者 角館町観光協会 : 07:15 | コメント (0)

2007年7月27日

▼ 「尊敬」「柔和」「信念」

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(内町 表町下丁 花上庵)


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(陶家)

武家屋敷に今年も夏を現す花「むくげ」が
涼しげに咲きました。

「むくげ」は一日花ですが次々と咲くので漢名の「木槿花(もくきんか)」と言い
韓国では無窮花(永久の花)としてめでたい花として国花としています。

平安時代に渡来し中国名を「木槿(ムージン)」と呼び
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が変化して「むくげ」
となったのではと言われているようです。
花色は紅紫、白、花の底が紅色のものなどいろいろあり、
一重咲きのほか半八重咲き、八重咲きがあります。

花言葉は「尊敬」「柔和」「信念」だそうで、
今の世の中で忘れかけていて、
もっと大切にしていかなければいけない、
こんな時代だからこそ実行しなければいけない事柄ですね。

「むくげ」はハイビスカスが仲間のように南洋の花ですが、
美しさ、侘び加減から茶花として使用され、
そればかりではなく古来より歌にも詠われて来ました。

「道のべの 木槿は馬に 食はれけり」
             松尾芭蕉(野ざらし紀行)
「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ 花木槿」
             小林一茶

投稿者 角館町観光協会 : 18:46 | コメント (2)

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