角館町観光協会
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2007年8月31日

▼ 日本で一番心休まる場所

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(内町 表町下丁 石黒家)


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(石黒家)


内町 表町下丁 石黒家の青柳家境の景色と
石黒家前庭にある石灯籠から覗く武家屋敷で一番の樅の木です。

普通の景色ですがなぜか夏の終わりを感じ、
哀愁というか郷愁というか、何かもの悲しくなるような気持ちになるのは、
秋祭りを待つ気持ちが心を急かしその様に思わせるのでしょうか。
というよりもただ単にお祭が待ち遠しい気持ちだけで、
深い意味など無く、子供のような無邪気な気持ちで
そう思わせているだけかもしれません。

またこのような狭い空間は色々なことを想像させてくれます。
柴垣の並べ方、二つの蔵の扉の状態、蔵前がどのようになっているのか?
紅葉に成ったらどのように変るのか?雪が降ったときにどうなっていたのか?
この石灯籠の中を江戸時代から何人の人々が覗いてきたのか?
300年前に燈籠から見えるこの樅の木は?

想像の旅、時空の旅、今の旅、
このように様々な旅を間単に楽しめるところが他にあるでしょうか?
余りにも重厚で畏まらなければならない所であったり、
余りにも難しくて理解するのが難しい建物であったり、
という所がありますが、
角館は「普通の人間が」「普通の状態で」「良い加減で」
素晴らしさを感じる事ができる日本で始めての所かもしれません。

投稿者 角館町観光協会 : 08:31

2007年8月30日

▼ 駅前 大置曳山(おおおきやま)

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(外町 駅前広場)


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(駅前広場)


駅前もお祭りの準備である大置曳山が造られ
「角館きがた」の人形が上がりました。
この大置曳山が出来上がると町中がお祭りの様相に変わって行きます。
精神的なものは昨日の清祓い、実務的には曳山こしゃ、
外見的にはこの大置曳山がお祭りへの気持ちを高揚させてくれます。
これから成就院薬師堂、安藤家、神明社、そして一番大きな置曳山立町
と続きます。

駅前の外題は「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」
物語に出てくる水晶数珠の名前から「仁」「義」「礼」「知」「忠」「信」「孝」「悌」
の勇士の人形を飾っています。
駅前には「忠」の「犬山道節(いぬやまどうせつ)」
「義」の「犬川荘助(いぬかわそうすけ)」
「知」の「犬坂毛野(いぬさかけの)」の三体で、残りの5体は神明社に飾ります。

この8つの文字、現代の日本人が忘れかけている言葉ばかりで、
大切にしなければいけないとつくづく思い、
特にこのお祭りの町内の団結には「悌」の年長者を敬う事、が欠かせないの
では無いでしょうか。

投稿者 角館町観光協会 : 07:17 | コメント (0)

2007年8月29日

▼ お祭りに参加できる資格

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(外町 田町上丁 稲穂


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(稲穂)


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(稲穂)

角館鎮守神明社により331年間続けられた伝統的行事
「御獅子巡幸清祓い(おしし じゅんこう きよはらい)」、
昨日は田町上丁の稲穂にて
「神明社御獅子神楽祈祷祭(しんめいしゃ おしし かぐら きとうさい)」
が執り行われました。

昨日の安藤家には及ばないまでも厳かに始まり、
一年間神殿で静かにこの日を待っていた
佐竹の家紋を付けた「御獅子」による神楽が行われ、
臨時の神棚に飾られていた「家族全員の服」「お祭りのはんてん」「赤ちゃんの肌着」
を食べて清めてもらいました。
この一年間無病息災でいられるように、
お祭りで怪我も事故も無く無事に頑張れるように、
厄を祓い清めてもらい安藤家同様にお祭りに向け心を整えます。

その次には本物の刀(刃だけは切れないものと変えてあるそうです)
による「剣舞(つるぎのまい)」の神楽が執り行われ、
悪霊、厄事等を全て追い払い建物全体も清めてもらい、
心、身体、家、服、半纏、それぞれの準備が出来ました。
これで安心してお祭りの全ての行事に参加して楽しむ事ができます。


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(安藤家 置山)

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(安藤家 置山)

今朝6時前から安藤家置山の渡し舞台の約14メートルの杉の長木を上げる作業をしていました。
昔ながらの人力で上げる作業は大変なものでした。

投稿者 角館町観光協会 : 06:49 | コメント (0)

2007年8月28日

▼ 御獅子巡幸清祓い

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(外町 下新町 安藤家


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(安藤家)


神明社大祭(9月7日)の先立ちとして行われる、
8月25日からの
「御獅子巡幸清祓い(おしし じゅんこう きよはらい)」
が始まりました。

昨日は安藤家に巡幸が訪れ、
「神明社御獅子神楽祈祷祭(しんめいしゃ おしし かぐら きとうさい)」が行われました。
はじめに角館鎮守神明社戸沢宮司よりお祓いを受け、
御獅子神楽が執り行われ、終わると家族、従業員一同御獅子の口の中に
頭をいれ厄払いをしていただきます。
その次に剣舞神楽が行われ厄を全て取り除かれ、
いよいよお祭りに向けて準備万端、
万難を排して安藤家ではお祭り(9月7,8,9日)に向かいます。

祭り前に行われるこの伝統行事、
祭事は勿論素晴らしい内容ですが、
安藤家のような歴史ある旧家の座敷を背景に執り行われると、
一段と趣が有り格式高い祭事になり、
このことかが無ければ9月のお祭りは行う事ができない、
ということが切実に感じてきます。

単純にお祭りの曳山ぶつけだけを考えているわげしゅ(若い衆)に、
この儀式を見てもらいたいと思うのは私だけでしょうか。


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(安藤家 神棚)

投稿者 角館町観光協会 : 07:38 | コメント (0)

2007年8月27日

▼ 柏餅

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(内町 東勝楽丁 岩橋家)


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(岩橋家)


岩橋家の柏の木に葉っぱが勢い良く育ち威風堂々の姿になってきました。

柏は北海道から九州にまで広く分布する落葉の高木で、
東北地方などでは日本海側の海岸沿いに多く、
太い枝と丈夫な葉を付け強風にも強く、
樹皮が厚いために火災にも強く火を避ける為にも植えられたようです。

柏は葉っぱも食べ物として使われ古くは縄文時代の土器(蒸し器)の底に敷いて
ご飯などを蒸すのに利用したと云う事です。
更に新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴から、
「子供が産まれるまで親は死なない」=「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、
「柏の葉」=「子孫繁栄」として縁起物として扱われてきました。
その葉で作る柏餅とは、葉っぱの上に上新粉とくず粉(片栗粉)を混ぜてつくった
「しんこ餅」に、あんを挟んだものを葉を二つ折りにして包んだお菓子の事です。

柏餅が日本の歴史に登場したのは、
徳川九代将軍の家重〜十代将軍の家治の頃だということです。
端午の節句には、江戸では縁起物としておもに柏餅を食べてきたそうですが、
京都・大阪では粽(ちまき)を食べる風習だったそうです。

ということは九代将軍以前は江戸もちまきだったのでしょうか?
柏餅一つにもこのような物語があるなんて、
やはり日本の生活様式は面白いですね。

投稿者 角館町観光協会 : 07:05 | コメント (0)

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