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2007年11月15日
▼ 錦色の下での稽古

(内町 東勝楽丁 小田野家)

(小田野家)

(河原田家 向い)
小田野家の今朝の様子です。
小田野家は15世紀に常陸佐竹家の分家として興り、
佐竹義宣の秋田移封の際に、芦名義勝と一緒に角館に入り、
当時は本家・分家と分かれていましたが
双方田町武家屋敷に住んで今宮家に仕えていたそうです。
後に佐竹北家に仕え今の武家屋敷のほうに移ることになります。
秋田蘭画の祖となった小田野直武は本家の出身、
現在東勝楽丁にある屋敷は分家の屋敷だそうです。
代々小田野家は柳生心陰流と林崎流居合の師範をしており、
かつては門内右側に林崎流居合の道場もあったそうです。
其のことを思うと、往時この景色の中で朝稽古をしていたと思われ、
今にも奥から「えい」「やー」と掛け声が聞こえてきそうです。
現代は剣術が剣道なり刀が竹刀に代わり
掛け声は「めん」「どう」「こて」「つき」ですが、
当時はどうだったのでしょうか?
特に居合は一刀両断に勝負を決める技なので、
掛け声は?真剣で?
空想を膨らますと自分までそこで稽古をしているように錯覚して、
つい身体に力が入ります。
でもこの錦色に紅葉したモミジの下での朝稽古は
気持ちの良いものだったでしょうね!
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先日戴いたコメントへの返信
おサツ様
コメント有難うございます。
さすが絵を描いているおサツさんですね。
私達が想像している以上の、
構図を考えています。
でもその事を考える事ができる、
そんな見方が出来るのが角館、
なかなかそこまで到達できる町は
無いと考えます。
世界遺産に立候補してもおかしくないと、
私個人では思いますが、
それだけの価値が有ると信じております。
これからも角館の素晴らしさを、
ご指摘下さい。

(河原田家)

(松本家)
投稿者 角館町観光協会 : 2007年11月15日 05:34

今朝の小田野家、河原田家、松本家の紅葉はそれぞれの味が濃厚で二度と同じものは見られないと思うと感無量です。私の下手なコメントをお褒め頂きこそばゆい思いでしたが、それは角館が、古い木々たちが褒められたのであって、危うく勘違いするところでした。生来が粗忽な為お恥ずかしい限りです(笑)。
関わっている美術展が無事終了しました。記者様から「終盤は油断してケガするぞ」と書いて頂いた事を胸に刻んで作業しましたので何とか無事に閉会しました。お陰様でありがとうございました。
長くなりますが以前から狩野派や京友禅の絵師たちの描く構図が余りにも大胆かつ壮大で、無類の感性と才能にただ尊敬の念を抱いておりましたが、角館の紅葉の様を毎日お見せ頂くうちに、大自然の中にその構図はおのずと存在している事に気づきました。今頃になって。
昔人は現代より「雑念」が少なかった分、自然を観察するのに密度の濃い集中が出来たことで、神の為せる技である構図を会得していた事を知りました。これはひとえに記者様の毎日のご努力の外、何ものでもありません。ありがたくて仕方ありません!(おサツ)